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ベオグラードとサラエボ
この両都市は、つい最近戦争の舞台となったところです。ベオグラードは、NATOの空爆で地上戦ではありませんが、サラエボは、ばりばりの地上戦が展開されて、街の四方が最前線となりました。サラエボは、冬季五輪が開催された都市ですが、五輪の会場は戦争の被害者の墓地となり、今では無数のお墓で埋め尽くされています。街中には、スナイパー通りという、当時、この通りを動くものはだれであれ狙撃の対象となったところや、いまだ地雷が埋まっている場所、ヘリコプターや戦車の残骸などが生々しく残されています。しかも、ほとんどのアパートの壁には無数の弾痕があり、破壊しつくされたホテルが聳え立ってたりします。

実際に見てみると、ひどいの言葉しか出てきません。正直、ベオグラードの空爆跡は、ごく一部であり、街のほかの部分は戦争を思い出させるところはありませんでした。こんなものかと思ったのも事実。ですが、サラエボは、ほんとうにこの街で、この場所で戦争が行われたんだということが生々しく伝わってきました。サラエボの街には、マックがありません。外国資本と思われるお店が本当にありませんでした。ベオグラードですら4件くらいマックがあって、ブランド品のお店があってという状況なのに。

雪深いサラエボは、一国の首都というわりにはあまりに小さく、何もなく、戦争がいかに多くのものを奪っていくかを感じました。サラエボでは、無数の銃痕が残り崩壊している建物の横で、真新しい建物の学校で普通に子供たちが学校生活を送っているわけです。


by torieru | 2006-01-10 22:31 | Travel
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